男子ゴルフの今季メジャー最終戦「全英オープン」(18日開幕、北アイルランド・ロイヤルポートラッシュGC=パー71)、7年連続出場の松山英樹(27=LEXUS)は16日、堀川未来夢(26=Wave Energy)、アマチュアの金谷拓実(21=東北福祉大)と練習ラウンドし、ラフやグリーン、海風の状態などをチェックした。

 初日は、リッキー・ファウラー(30)、ケビン・キズナー(35=ともに米国)と同組で回る。松山は2週前の米ツアー「3Mオープン」で7位に入るなど状態は悪くない。課題のパットはスタンスを狭めるなどの工夫が実り、辛口の本人も「上がってきた」と語る。メジャーは2018年からの7大会で最高16位にとどまっており、今大会で上位進出を狙う。

 また、タイガー・ウッズ(43=米国)が記者会見し「少しトリッキーだけど、全体的には素晴らしいリンクスだ」と68年ぶりの開催となるコースを絶賛した。過去3度の優勝を誇り、昨年の最終日に一時首位に立つなど復活の足がかりとした大会。スターは「戦い方は理解している」とメジャー通算16勝目に挑む。