〝超放任〟で成長した14歳新ヒロイン

2012年06月04日 18時00分

 女子ゴルフに新たなヒロインが誕生の気配だ。

 前週の「ヨネックスレディス」初日3位に入るなど活躍した永井花奈(14=東京・伊藤学園中3年)が話題を集めている。

 東京・品川区の大井町で「のりや食堂」を営む父・利明さん(45)の影響で、小学校に入学した日にゴルフを開始。100切りまでは3年弱かかったが、それからわずか5年でツアーの最終組を回るまでに急成長した。

 その秘密について利明さんは「小2からコースに行くようになって最初は『200』とか叩いていましたが、後ろの迷惑にならない限りはどんなにライが悪くても、バンカーから出すのに何回かかっても〝あるがまま〟でやらせました」と明かした。

 父からの〝超放任主義〟で女子中学生らしからぬプレーを見せる永井は「どんな状況でもパーを取れる〝引き出し〟の多い選手になりたい」。次のツアー出場は未定だが「日本女子アマで頑張って『日本女子オープン』に出たい。またたくさんのお客さんの前でプレーしたいですね」と夢は大きい。

 31日の「全日本女子パブリックアマチュア選手権」最終日(31日、千葉・八千代GC)は3打差、15位から初の日本タイトル取りをめざしたが、70で通算2オーバーの6位だった。それでも、家業は飲食店で、キャンピングカーで転戦するさまは横峯さくら(26=エプソン)父娘を思い起こさせる。鹿児島の〝野生児〟さくらに対して、都会育ちのカナの今後に注目だ。