【ニチレイレディス最終日】鈴木愛が2週連続V 強さの秘密は「肉体的な若さと心の強さ」

2019年06月24日 11時30分

 25歳はもうベテラン!? 国内女子ゴルフの「ニチレイレディス」最終日(23日、千葉・袖ヶ浦CC新袖C=パー72)、70で回った鈴木愛(25=セールスフォース)が通算9アンダーで並んだ高橋彩華(20)とのプレーオフを制し、大会連覇を果たした。鈴木は先週に続く2週連続Vで今季3勝目。賞金ランキングでも首位に立った。

 折り返しの9番をダブルボギーとし「前半3アンダー、後半3アンダーで回ろうと思っていた」というプランが大きく狂ったが、大きな焦りはなかった。「マイナス思考なので、以前なら“もうダメだ”となっていたはずだけど、この2週間は前向きにプレーできている」

 18番パー5で行われたプレーオフでも緊張の色が隠せない高橋に対し、鈴木は「(プレーオフ進出がかかった)正規の18番の2打目が一番ドキドキした」。正規のラウンドに続いてこのホールをバーディーとし、1ホール目で決着をつけた。

 落ち着いたプレーぶりに続いて、ラウンド後は「若い選手のプレーを見ると大胆なゴルフも大事だと感じる」「本当の若手以外はみんなどこか痛いと思う」などと大ベテランのようなコメントを連発。最近はジュニアからあこがれの選手として名前を挙げられることが増え「ベテランになった意識はありますね。若い選手と回ることも多いので」と早くも中堅は卒業してしまったようだ。

 肉体的な若さとベテランのような心の強さを兼ね備えた25歳。黄金世代の台頭が著しい女子ツアーだが、鈴木が簡単に世代交代を許すことはなさそうだ。