国内女子ツアー「ニチレイレディス」(21日開幕、千葉・袖ヶ浦CC新袖C=パー72)、黄金世代の小祝さくら(21=ニトリ)は生涯獲得賞金1億円突破をかけて臨む。

 プロ転向から2年で稼いだ賞金は約9800万円。今大会で単独8位以内ならツアー史上200人目の1億円突破となる。20日のプロアマで最終調整を終えた小祝は「母(ひとみさん)と1億円の話はしました。『その割にお金ないよね。何も変わってないよね』って(笑い)」。

 目立った変化は遠征先のホテルでの1人部屋が増えたぐらい。昨季は全試合、母と同じ部屋に泊まったが「それはもう嫌です」。今季は半分ほどの試合が1人部屋だという。内藤哲也(36)ファンのひとみさんの影響で、ツアー中の息抜きは新日本プロレス観戦。小祝は「かっこいいから」というシンプルな理由でオカダ・カズチカ(31)がお気に入りだ。

「カネの雨? ウチには降らないですね(笑い)」。まずは大台突破で、レインメーカーへの第一歩を踏み出す!?