【全米OP2日目】ウッズ「72」でイーブンに後退 2日連続でチャージ不発

2019年06月15日 12時00分

ウッズは我慢のゴルフを強いられた(ロイター=USA Today Sports)

【カリフォルニア州ぺブルビーチ14日(日本時間15日)発】男子ゴルフのメジャー第3戦「全米オープン」(ぺブルビーチGL=パー71)2日目、1アンダー28位から出たタイガー・ウッズ(43=米国)が1バーディー、2ボギーの72で回り、通算イーブンパーに後退した。2000年に同コース行われた全米オープンでは2位に15打差つけて圧勝した得意コースで“タイガーチャージ”を繰り出すことはできず。3日目以降に逆転を狙う。

 初日に続いてこの日も穏やかなコンディション。しかも午前スタートとあって、できるだけ好スコアで回って上位との差を縮めたいところだったが、待っていたのはフラストレーションのたまるラウンドだった。

 インスタートの10番パー4で2・5メートルにつけたチャンスを外してしまう。続く11番パー4で3メートルを沈めてバーディーを奪取しても勢いに乗り切れない。その後はチャンスにつけても決めきれなかつた。331ヤードと短い4番パー4は2・4メートルのチャンスにつけたが、カップ右に外し、6番パー5も3メートルのチャンスをモノにできなかった。

 もどかしい展開でも気持ちを切らさず、パーを積み重ねてさらなるチャンスを待った。しかし上がり2ホールに落とし穴が待っていた。ともに2打目がラフにつかまった8番パー4でボギーを叩くと、最終9番パー4もボギー。我慢の流れを無駄にする後味の悪い締めくくりとなった。午前組終了時点で通算7アンダーで首位のジャスティン・ローズ(38=英国)との差はさらに広がった。

 2000年に同地で行われた全米オープンでは2位に15打差つけて圧勝した。だが、得意コースの経験を生かせずに2日連続でチャージは不発。予選は通過したものの、メジャー通算16勝目へ厳しい状況となった。それでもウッズは「決してよい上がりとは言えないが、まだ試合は終わっていない。まだ勝つチャンスのある選手はたくさんいる」と前を向いた。

 今年の「マスターズ」では自身初の逆転でメジャータイトルを勝ち取っただけに、3日目にビッグスコアで巻き返せば、ノーチャンスではない。以前は逃げ切りを得意としていたが、“逆転のタイガー”を新たな勝ちパターンに加えることができるか。