【米シニアツアー】伊沢利光が3打差7位浮上「優勝を目指して」

2019年06月08日 18時17分

 ゴルフの米シニアツアー「マスターカード・ジャパン選手権」2日目(8日、千葉・成田GC=パー72)、伊沢利光(51)が5バーディー、3ボギーの70で回り通算5アンダーとし、首位と3打差の7位で最終日を迎えることになった。8アンダーのスコット・マッキャロン(53=米国)が首位。

 4打差の9位からスタートしてスコアを1つ伸ばした伊沢は、8番で短いパーパットを外す。さらに9番はティーショットがあわや池ポチャで連続ボギー。10番パー5でバーディーを奪って流れを取り戻したかに見えたが、直後の11番で不運に見舞われた。

 ティーショットは左右2段に分かれたフェアウエー間のラフの“土手”の目の前に止まる。2打目は刻むしかなく、パーパットは15メートルを残した。外せば一気に流れを失う状況。それでもこれをしぶとく決めると14、17番でもバーディーを奪って逆転Vも十分に狙える位置でホールアウトした。

 2001年には「マスターズ」4位となり、賞金王にもなった伊沢も近年は低迷。優勝は2007年の「日本プロ」が最後で、12年以降はツアーへの出場機会も減り、予選通過も一度だけだった。それだけに、9日の最終日に向けて「せっかくのチャンスだから、優勝を目指してやりたい」と気合が入る。

 中学1年から「プロになりたい」とゴルフを始めた高校2年の息子、丈一郎さん(16)が今年5月には「九州アマ」に出場するまでの実力をつけた。たまに一緒に練習しても「教えるのは15分とか。自分のことで精一杯ですから」と笑う。

 それでも「勝って(シード権を取って)アメリカ行っちゃおうかなぁ」と話す背中には、強いオヤジの決意が見えた。