【全米女子OP最終日】比嘉真美子 逆転ならず通算3アンダー5位

2019年06月03日 11時30分

5位でフィニッシュした比嘉(ロイター=USA TODAY Sports)

【サウスカロライナ州チャールストン2日(日本時間3日)発】女子ゴルフの今季メジャー第2戦「全米女子オープン」最終日(チャールストンCC=パー71)、1打差の3位から逆転Vを狙った比嘉真美子(25=TOYO TIRE)は2バーディー、5ボギーの74で、通算3アンダーの5位。日本人2人目のメジャー制覇はならなかった。比嘉と同じ組の李晶恩(23=韓国)が70で回って通算6アンダーとし、ツアー初Vをメジャーで飾った。

 14番パー4。4メートルのバーディーパットを沈めた比嘉は両手を上げ、“やっと”というように苦笑いを浮かべた。これがようやくモノにしたこの日初バーディー。最終日は序盤から苦しいプレーが続いた。

 3番パー3ではティーショットをバンカーに入れてボギーが先行。6番パー3でもグリーンを捉えられず、4メートルのパーパットもカップの脇をすり抜けた。8番パー4でも3メートルのパーパットが決まらない。

「ショットも、アプローチも、パットも、全部が良くなくて、チャンスにつかない、ボギーが続く、苦しいゴルフだった」と振り返った。

 流れを変えたい後半出だしの10番パー4でもティーショットを右のラフに入れて、4つ目のボギー。11番パー3ではグリーンの傾斜をうまく使って、ピン左1メートルのチャンスを作ったが、バーディーパットはカップに嫌われた。

 日本女子のメジャー優勝は1977年の「全米女子プロ」を制した樋口久子(73)、ただ一人。米女子ツアーで賞金女王に輝いた岡本綾子(68)、世界ランク1位になった宮里藍(33)ら、先輩たちが越えられなかった高い壁が比嘉の前にも立ちはだかった。

 13番パー4では5つ目のボギー。通算1アンダーまでスコアを落とし、逆転Vが絶望的になるだけでなく、トップ10も、日本人最上位も危うくなった。

 それでも、14番のバーディーで息を吹き返すと、16番パー4では10メートルのロングパットを放り込み、意地のバーディー。最終18番パー4では「これを決めたらトップ10だと思ったので、ちょっと緊張した」という2メートルのパーパットを決め、ガッツポーズで締めくくった。

 昨年の「全英女子オープン」(4位)に続いてメジャーで上位争いを展開した比嘉は「得るものがたくさんあった。何より、もっともっとゴルフが好きになった。強くなって戻ってこられるように明日から精進したい」。

 今週の「ヨネックスレディス」(7日~、新潟・ヨネックスCC)で早くも国内ツアーに復帰。次の挑戦に向けて、日本でさらなる成長を目指す。

【鈴木愛と勝みなみは22位】12位から出た鈴木愛(25=セールスフォース)は74のラウンドで、メジャー初出場の勝みなみ(20=明治安田生命)らと並んで、1オーバーの22位に終わった。

 鈴木は上がり2ホールをボギー、ダブルボギーとし「最後が悔しい」とがっくり。それでも「パットが入るようになってきた。早く優勝がしたい」と今後の国内ツアーに向けて、収穫もあったようだ。

 岡山絵里(22=ニトリ)は5オーバーの39位でフィニッシュ。この日の68は全選手で2番目の好スコアだった。