【全米女子OP・初日】比嘉真美子6アンダー単独首位 圧巻のノーボギー

2019年05月31日 12時00分

“100点”のプレーで比嘉が首位に立った(ロイター=USA TODAY Sports)

【サウスカロライナ州チャールストン30日(日本時間31日)発】女子ゴルフのメジャー第2戦「全米女子オープン」(チャールストンCC=パー71)初日、比嘉真美子(25=TOYO TIRE)が65をマーク、6アンダーで単独首位に立った。昨年、大相撲の勢(32=伊勢ノ海)と婚約。未来のおかみさんが世界の頂点を目指す。比嘉と同じ組で回った成田美寿々(26=オンワードHD)も2アンダーの7位と好発進。やはり同組の畑岡奈紗(20=森ビル)は1オーバーの43位と出遅れた。

 昨年の「全英リコー女子オープン」でメジャー自己最高の4位。「過去の自分を超えたい」と今大会に臨んだ比嘉が会心のスタートを切った。

 出だし2ホールをパーとすると、3番パー3の第1打を1・5メートルにつけてバーディー先行。続く4番パー4も残り150ヤード、フェアウエーからの2打目できっちりグリーンをヒット。6メートルを沈めて連続バーディーとした。

 さらに5番パー5では残り50ヤードからの3打目を2メートルに寄せ、3連続バーディー。序盤で一気に貯金をつくった。

 今季は地元・沖縄での国内開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」で優勝。その後も3度のトップ10入りと順調な滑り出しを見せていた。ただ、最近の3試合では2度の予選落ち。開幕当初に比べるとやや調子を落としていたが、メジャーの舞台で勢いを取り戻した。

 9番パー5でもバーディーを奪い、4アンダーで後半を迎えると、10番パー4では7メートルを沈めて連続バーディー。その後、スコアカード通りにパーを積み重ねると、終盤の17番パー3では奥2メートルからバーディー奪取。最終18番パー4のバーディーパットは惜しくもカップの縁で止まったが「100点に近いゴルフだった」と最後まで流れを切らさなかった。

 獲得賞金1億円を突破し、賞金ランク4位と活躍した昨年、プレーもさることながら、ワイドショーも大いににぎわせた。勢との婚約だ。比嘉が大相撲ファン、勢がゴルフ好きだったことで実現したビッグカップル。ケガの影響もあり、東十両筆頭で迎えた5月場所で4勝11敗と大きく負け越した婚約者にエールを送るような初日の快進撃となった。

 昨季は国内ツアーでプレーヤーズ委員会の委員長も務めた。そんななか、放映権を巡る日本女子プロゴルフ協会(LPGA)とテレビ局の対立が表面化した。3試合が消滅の危機にあったが、最終的には存続。比嘉らがとりまとめた選手の声も大きな影響を与えた。

 初日は比嘉らの午前組でアンダーパーが続出したのとは対照的に、強風が吹き荒れた午後は大きくスコアを落とす選手が続出。1977年「全米女子プロ」の樋口久子以来、日本女子2人目のメジャー制覇に向け、午後スタートとなる2日目にどこまで耐えられるかが、次のハードルとなりそうだ。