【ニューヨーク州ファミングデール16日(日本時間17日)発】男子ゴルフのメジャー第2戦「全米プロゴルフ選手権」(ベスページ・ステートパーク・ブラックC=パー70)初日、昨季の日本の賞金王、今平周吾(26)は3バーディー、7ボギーの74で回り、4オーバーの91位発進となった。

 スタートの10番から4ホールで3ボギーといきなりメジャーの洗礼を浴びると、その後もずるずる後退。「グリーンは止まってくれるけど、ラフに入れるとボギーになってしまう」。終盤の8、9番は続けて、5メートル前後のバーディーチャンスを作ったが、どちらも決めることはできなかった。

 昨季途中から米ツアーを主戦場とする小平智(29=Admiral)も3バーディー、6ボギーの73で3オーバーの74位と苦戦した。

 それでも、インを回った後半はパープレー。「こんなに難しいコース、回ったことがない。後半のようなゴルフをしたい」と2日目以降の巻き返しを誓った。