【全米プロ】メジャー連勝ピンチ 体調不良のウッズ2オーバー51位発進

2019年05月17日 12時00分

17番、バンカーからリカバリーショットを放つウッズ(ロイター=USA TODAY Sports)

【ニューヨーク州ファミングデール16日(日本時間17日)発】海外メジャー「全米プロゴルフ選手権」(ベスページ・ステートパーク・ブラックC=パー70)初日、「マスターズ」からのメジャー連勝を狙うタイガー・ウッズ(43=米国)は72のラウンドで、2オーバーの51位と出遅れた。前日の練習ラウンド回避は体調不良によるものだったことを告白。同組で回って7アンダーで首位に立ったブルックス・ケプカ(29=同)に大きく引き離された。

 4月の「マスターズ」に続く、メジャー2連勝に早くも黄信号がともった。14日の会見で「明日は9ホールをプレーする」と練習ラウンドの予定を明かしたウッズだが、開幕前日の15日は最後までコースに現れず。代理人は体調不良を否定していたが、この日のラウンド後、ウッズ本人は「昨日は気分がすぐれなかった。体調が悪かったので、家で休養したんだ」と告白した。「今日はいい感じだ」としたものの、わずか1日で100%のコンディションを取り戻したとは考えにくい。

 体調不良の影響もあってか、初日はスタートの10番パー4でダブルボギーの苦しい滑り出し。1つスコアを戻して迎えた17番パー3でも2オン3パットのダブルボギーと苦戦が続いた。

 後半に入ると、一転して1、2番で連続バーディー。さらに4番パー5では奥から9メートルのイーグルパットを沈める。

 この時点で1アンダーとし、完全に息を吹き返したと思われたが、残る5ホールで3ボギーと再び失速。5、7番はともに3パットと、パッティングの名手がグリーン上で苦しめられた。

 予選ラウンドは昨年の「全英オープン」を制したフランチェスコ・モリナリ(36=イタリア)、同じく「全米プロ」優勝のケプカとのペアリング。「マスターズ」での優勝争いを再現するようなつばぜり合いが期待されたが、それに応えたのはケプカだけ。ウッズ、モリナリはともに2オーバーと苦しんだ。

 初日を終えての9打差は絶望的ではないとはいえ、万全の状態でないとすれば、挽回は苦しい状況。ウッズ自身が「タフなコースだ。ボギーには簡単になるが、バーディーを奪うのは難しい」と表現した難コースとなれば、なおさらだろう。

 強いウッズが再び見られるのか、世界中のファンが体調の回復を願っている。