女子ゴルフの国内メジャー「ワールドレディスサロンパス杯」3日目(11日、茨城GC東C=パー72)、2位スタートのアマチュア吉田優利(19=ウェルネススポーツ大1年)は4バーディー、2ボギーの70で回り、首位に4打差の7アンダー、3位と好位置をキープした。首位には11アンダーで渋野日向子(20=RSK山陽放送)とペ・ソンウ(25=韓国)が並んだ。

 2つスコアを伸ばして後半を迎えた吉田は、12番パー4でティーショットを左バンカーに入れて初ボギー。続く13番パー3は奥のバンカーから連続ボギーを叩いた。

 14番パー4でも右ラフからの2打目をグリーン手前のバンカーに打ち込んだが、ここはパーをセーブ。嫌な流れを断ち切り、続く15番パー5のバーディーにつなげた。

 ツアーでは初の最終組にも「特別な雰囲気はなかったですね」。16番パー4では2打目をグリーン右に大きく外し、打ち上げの40ヤードのアプローチが残ったが、3メートルに寄せてパーを拾うと、最終18番パー5はバーディーで締めくくった。

 再び最終組で迎える最終日に向け「結果よりもプロセスが大事。一打一打に集中した上で、どんな結果が出るかだと思う」。ツアー史上7人目、メジャーに限れば2人目となるアマチュアVの可能性は残されている。