【ノースカロライナ州シャーロット3日(日本時間4日)発】米男子ゴルフ「ウェルズファーゴ選手権」(クウェイルホロークラブ=パー71)2日目、83位から出た松山英樹(27=LEXUS)は3バーディー、2ボギーの70で回り、通算1オーバーの62位でぎりぎり予選を通過した。首位は11アンダーでジェイソン・ダフナー(42=米国)が立った。しびれる展開を何とかしのぎ切った。16番終了時点でカットラインとはわずか1打差。そんな中で17番パー3のティーショットは右に出て1オンできず、2打目も寄らず6メートルのパーパットが残った。だが、ここで強気のパットでパーセーブに成功。最終18番が今大会最も難しいホールで、この日も初日に続いてボギーをたたいただけに、結果的に17番のパットが運命を分けた。

 前半はショットが冴えて3バーディーだったが、後半は前日同様にティーショットが曲がって我慢のゴルフ。それでも最低限の目標だった予選通過を果たした。今大会の優勝は厳しそうだが、2週間後のメジャー第2戦「全米プロ」に向けて決勝ラウンドは大事な2日間となりそうだ。