【ジョージア州オーガスタ14日(日本時間15日)発】強いウッズが本当に帰ってきた。今季メジャー初戦「マスターズ」(オーガスタナショナルGC=パー72)最終日、2打差の2位でスタートしたタイガー・ウッズ(43=米国)が6バーディー、4ボギーの70をマーク、通算13アンダーで14年ぶりの大会5勝目を挙げた。

<一問一答>

 ――おかえりなさい

 ウッズ:ありがとう。本当に信じられない。1997年に初優勝してから22年、またそれをやり遂げることができた。バックナインではさまざまなシナリオがあり、多くの選手にチャンスがあった。

 ――初優勝を思い出した?

 ウッズ:もちろん。22年前、父は心臓の病で本当はここに来てはいけなかった。今、父はいませんが、ここには母がいて、子供たちがいる。父親がメジャーを勝つのはどんなものか、彼らがずっと忘れないことを願っている。

 ――12番がターニングポイントだった

 ウッズ:モリナリがミスをしたことで、多くの選手にチャンスが生まれた。ただ、私は自分のプレーに集中していた。風を感じたのでピンではなく、左サイドに打つことを考えた。

 ――ニクラウスは記録を抜かれる心配をした方がいい?

 ウッズ:彼が心配しているかどうか、私には分からない。自宅でのんびり見ているでしょう?