【マスターズ】松山 通算3アンダー32位「悪くなった原因考える」

2019年04月15日 11時30分

32位でプレーを終えた松山(ロイター)

【ジョージア州オーガスタ14日(日本時間15日)発】今季のメジャー初戦「マスターズ」(オーガスタナショナルGC=パー72)最終日、25位から出た松山英樹(27=LEXUS)は3バーディー、3ボギーの72とスコアを伸ばせず、通算3アンダーの32位に終わった。日本勢はアマチュアの金谷拓実(20=東北福祉大3年)が5オーバーの58位でローアマ獲得はならず。小平智(29=Admiral)が6オーバーの61位。優勝はタイガー・ウッズ(43=米国)で13アンダーだった。

 昨年に続いて上位争いに加われないまま終わった松山は4日間を振り返り「残念ですね」とひと言。「1月からショットの感覚がそんな大きくズレたことがなかったんで。それがここにきて練習ラウンドをして、ズレてしまったのが一番悔しい」と続けた。

「マスターズ」では2015年に自己最高の5位となって以降、7位、11位、19位。そして今年の32位と成績が右肩下がり。ツアーでの地位を着実に築いている一方で、アマ時代から活躍し、思い入れの強い舞台で苦戦が続いている。

 ショットの不調を象徴するように、最終日はスタートからトラブルだった。1番パー4の第1打を大きく右に曲げ、木の枝に覆われたボールを片ヒザをついた状態で打って脱出。ここはパーをセーブしたものの、不安定な状態は変わらない。

 最終18番パー4も第1打を左のバンカーに入れ、最後は2・5メートルが決まらずボギーと、歯切れの悪いフィニッシュとなった。

 前週に風邪をひいた影響もあるはずだが、それはきっぱりと否定し「3か月良かったものが急に悪くなるというのは何か原因がある。それをゆっくり考えて、次のメジャーではこういうことがないようにしたい」。平成最後の「マスターズ」を終え、元号が令和に変わって最初のメジャーとなる「全米プロ」(5月16~19日)を見据えた。

 松山がホールアウトした時点で、復活したタイガー・ウッズ(43=米国)らの最終組はアーメンコーナーで大歓声を浴びていた。「普通にやればそういう力はある人。(自分も)そういうところでやってみたいなというのが今の気持ちです」。ゴルフ界をけん引するスーパースターとのV争いに思いをはせた。

 1か月後の「全米プロ」、さらには1年後の「マスターズ」へ――。悔しさをバネに松山はここから再スタートを切る。