聖地オーガスタで3位!安田祐香が語る「マスターズの見どころ」

2019年04月09日 11時00分

クラブハウスを背にポーズを取る安田

【ジョージア州オーガスタ7日(日本時間8日)発】男子ゴルフの今季メジャー初戦「マスターズ」(11日~)の前週に初開催された「オーガスタナショナル女子アマ」で、安田祐香(18=大手前大1年)が通算2アンダーの3位に食い込んだ。帰国後にテレビで「マスターズ」を観戦するという安田を本紙がラウンド後に直撃。実際にプレーした選手ならではの見どころを語ってくれた。

【平成最後の祭典マスターズ主役は誰だ】最終日(6日)は4バーディー、4ボギーの72で堂々のフィニッシュ。女子の大会が初めて開催されたオーガスタナショナルGC(パー72)でのプレーを終えた安田は「ドキドキするし、ワクワクするし、楽しかった。興奮はマックス。幸せでした」と喜びの言葉を何度も繰り返した。

 同コースでのプレーは前日の練習ラウンドと合わせて2ラウンド。最終日は大観衆も詰めかけて「初めて海外のギャラリーの方に囲まれてプレーして(反応が)アメリカンな感じでうれしかった」。スケジュールなどの都合で「帰りますというか、帰らされます(笑い)」と大会後は早々に帰国の途に。「練習ラウンドでもいいから見たい」と話していた「マスターズ」の生観戦はかなわず、日本でのテレビ観戦となる。

「今までとは見方が変わると思います。飛距離は全然違うけど、『マスターズ』の最終日と似たピン位置のホールも多かったので、男子のトッププロがどう攻めるのか見てみたいですね」

 実際に同じコースで戦った者として、憧れの松山英樹(27=LEXUS)やタイガー・ウッズ(43=米国)らのプレーを見ることを楽しみにしている。

 18ホールの中でも印象に残ったというのが11~13番の通称「アーメンコーナー」だ。「11番(パー4)は今までテレビで見ていて長いと思っていたんですけど、女子のティーはそんなに距離がなくて、ティーショットがフェアウエーに置けたら大丈夫だと思ってプレーしました。実際は左のラフに行ってしまったんですけど、2オンしてパーが取れました」。女子アマでは400ヤードだったが「マスターズ」では505ヤード。距離も印象も全く異なるコースの攻略が見どころとなる。

 続く12番パー3は男子と10ヤード差の145ヤードでプレー。「私がプレーした時はあまり風を感じなくて、1時間ごとの風の変化も把握しているというキャディーさんを信頼して、9Iで打ちました」

 手前に池が広がるが、キャディーのアドバイスは「奥は絶対にダメ」。バーディーパットは惜しくも決まらなかったが、得意のアイアンショットでピン横3メートルにつけ“アメリカン”な歓声を浴びた。「風があったら、もっと難しいだろうなと感じました」。風の中でのプレーがチェックポイントだ。

 13番パー5は残り93ヤードからの3打目をピン奥3メートルにつけてバーディーを奪った。「マスターズ」では多くの選手が2オンを狙うホール。「私は刻むのでティーショットは(左の)池に入れなければいいやと思って打てたけど、男子は違うと思います」。安田が注目する“攻め方の違い”がはっきりと出るホールだ。

 前方のティーからプレーしても「マスターズ」で使用する後方のティーは自然と視界に入ってきた。「18番(パー4)は女子のティーからでも打ちにくいティーショットなのに、後ろのティーから打ったらもっと狭くて、木が迫ってきて難しそうでした」。優勝争いを繰り広げる選手にとっては最後の難所だ。

「練習ラウンドが一度だけだったので、私は怖さを知らずに毎ホール、ピンを攻められたけど、何度も回っていたら同じようにはプレーできなかったと思います」

 ウッズは22回目、松山は8回目の出場。怖さを含め、コースを知り尽くした選手たちによる「マスターズ」がいよいよ始まる。

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