【女子ツアー】上田桃子が2季ぶりV 負けん気に加わった我慢

2019年03月25日 16時30分

 ゴルフの国内女子ツアー第3戦「Tポイント×ENEOS」最終日(24日、大阪・茨木国際GC=パー71)、1打差の2位から出た上田桃子(32=かんぽ生命)が69で回り、通算6アンダーで逆転優勝を果たした。23日夜から原因不明の右手中指痛に見舞われながらもプレーを続け、2季ぶりのツアー通算14勝目を挙げた。

 上田が今季のテーマに掲げたのは“我慢”だった。「昨年も目標にしていたけど、我慢できていなかった。(オフの)合宿が終わってコーチから『(我慢度は)70点か80点』と言われて、シーズンが始まったらもっと我慢しなきゃいけないと思っていました」

 普段から喜怒哀楽を表に出すタイプだが、今週は冷静に取り組んだ。前日の2日目には5度もディボットに入る不運にも「(最終日ではなく)今日で良かったと思えたのが昨年とは違うところでした」。最終日は勝負どころで他の選手のパッティングラインが参考になり「昨日ツイてなかった分、今日はツイていました」と振り返った。

 開幕からの3試合を日本人選手が制したのは2006年以来、13年ぶり。上田は「若手が出てきている効果。うまいなと思うこともあるけど、まだまだ負けないと思ってやっている」。負けん気の強さはそのままに我慢強くなった上田が若手の高い壁となりそうだ。