女子ゴルフの菊地絵理香(30)と成田美寿々(26)が11日、都内で行われた所属先オンワードHDの新年賀詞交歓会に出席し、晴れ着姿を披露した。今年で4度目となった恒例行事で、成田は「ここに来ると、1年が始まったという気がします」を気を引き締めた。

 昨季、4年ぶりに優勝なしに終わった菊地は「年間1勝も簡単ではないんだと感じた。公式戦で勝ちたい気持ちが強い。特に『日本女子オープン』(10月)では頑張りたいなと思っています」と意気込んだ。同大会では昨年も首位タイで最終日を迎えるなど、何度となく優勝争いを演じてきたが、ここまで未勝利。自身の伸びしろにアプローチを挙げ、さらなるレベルアップを誓った。

 一方の成田が目指すのは賞金女王。過去のデータから「平均ストロークが70・4以上では、賞金女王になれないと思っている」。平均ストロークが70・3になるようリカバリー率、平均パット数など、各部門に目標を設定している。

 女子ツアーは現在、放映権問題などで揺れているが「私たちは何も聞かされていないのでお話しできない。今ある試合でいいプレーを見せることが大事かなと思う」(菊地)。それぞれの目標をクリアし、プレーで女子ゴルフの魅力をアピールする。