女子ゴルフ3大会中止問題 比嘉真美子と有村智恵はLPGAに不信感

2018年12月20日 16時30分

有村智恵(左)と比嘉真美子

 国内女子プロゴルフツアーのプレーヤーズ委員長を務める比嘉真美子(25=TOYO TIRES)と有村智恵(31=日本HP)が19日、都内で取材に応じ、発表された来季の日程について日本女子プロゴルフ協会(LPGA)理事への不信感を口にした。

 LPGAは財務改善のために来季から放映権を一括管理にすることを決めると、これに反発する一部テレビ局が主催から撤退し、既存の3大会が中止となった。比嘉は「残念で仕方がない。放映権の問題があることはLPGAからではなく、外から耳に入っていて選手たちは不安なまま今季の開幕を迎えていた」。

 シーズン中に2度、協会へ質問書を提出したが「回答は『選手(の役目)はいいプレーをして皆さまに笑顔を届けることだ』というだけ。コミュニケーションが取りづらい状況だった」という。

 また、中止が発表されたうちの一つ「KKT杯バンテリンレディス」の開催地である熊本出身の有村は11月に協会理事の一人と面談。「『(LPGAが)放映権を取得する動きはない。今出ている記事は全部ウソだ』とはっきり言われた。裏切られた気持ちです」と打ち明けた。

 LPGAは財務基盤を立て直し、選手側が求めてきた託児所やフィットネスカーの導入を進めるとしているが「その対価がこれなのかとなると、考え直さなければいけない」(有村)。環境改善のために試合が減るのは本意ではないわけだ。

 日程発表を受けて約50人の選手が中止となる3試合の開催を求める意見でまとまっているという。今後、LPGAとのコミュニケーションを回復し、選手の意見を伝えたい考えだ。