日本女子プロゴルフ協会の年間表彰式に当たるLPGAアワードが19日、都内のホテルで行われ、黄金世代の勝みなみ(20=明治安田生命)、小祝さくら(20=ニトリ)、学年では1つ上の松田鈴英(20=同)ら7人が敢闘賞を受賞した。小祝は新人賞とのダブル受賞。

 夏場以降、不振に苦しみながらも、終盤にプロ転向後、初のツアー優勝を果たした勝は「今年のテーマは“学び”だった。来年は“前進”。今年学んだことを生かして前に進んでいきたい」。来季は賞金女王とMVPに当たるメルセデスランク1位を目指す。

 今季のMVPは申ジエ(30)、賞金女王はアン・ソンジュ(31)といずれも韓国勢だった。

 また、小祝、松田は今季あと一歩で届かなかった初Vが目標。松田は「できれば、シーズン前半に達成したい」と早くも来季の開幕をにらんだ。