国内男子ゴルフの「ISPSハンダマッチプレー選手権」(埼玉・鳩山CC=パー72)は6日、4回戦8試合が行われ、賞金ランキング1位の今平周吾(25)は3アンド2で金庚泰(32=韓国)に勝ち、準々決勝に進んだ。「集中してやった。後半に一つ取って流れが来た」と振り返った。  木下裕太(32)がH・W・リュー(36=韓国)を6アンド5で、池田勇太(32)はブラッド・ケネディ(44=オーストラリア)を3アンド2で破って8強入りした。深堀圭一郎(49=フォーラムエンジニアリング)はショーン・ノリス(36=南アフリカ)に敗れ「肝心なところのパットが入らなくて流れが悪くなった」と悔やんだ。  一方、この日、行われた順位決定戦では先週の「フジサンケイ・クラシック」で完全優勝を果たした星野陸也(22)が8番でホールインワンを達成。「人生2度目でツアー大会では初めて。良かった。本当に入ったのか分からなかった」。本来、ホールインワンの賞金100万円は12番にしか設定されていないが、星野の快挙に大会スポンサー、ISPSの半田晴久会長が急きょ、100万円を贈呈することを決めたという。