【BMW選手権初日】ウッズ8アンダー62首位発進 冴え渡るパター&全盛期のショット戻った

2018年09月07日 12時00分

好スタートを切ったウッズ(ロイター=USA TODAY Sports)

【ペンシルベニア州ニュータウンスクエア6日(日本時間7日)発】米男子ツアーのプレーオフ第3戦「BMW選手権」(アロニミンクGC=パー70)初日、タイガー・ウッズ(42=米国)が1イーグル、7バーディー、1ボギーの62で回り、首位発進。2009年以来となる年間王者へ向けて好スタートを切った。前日のプロアマを途中棄権した松山英樹(26=LEXUS)は66で回り12位だった。69人が出場している今大会は予選落ちはなく、終了後のポイントランク上位30位までが20日からのプレーオフ最終戦に進出することができる。

 16番パー5。残り241ヤードの2打目はピン右1・5メートルにピタリと止まった。ロングアイアンでボールマークができるほどの高い弾道。全盛期を思わせるショットを披露すると、イーグルパットは打ってすぐにカップインを確信して、ボールを拾うために歩きだす。強いころをほうふつとさせるプレーが凝縮されたホールだった。

 インスタートのこの日は10番で6メートルを沈めてバーディー発進。12番は4メートル。13番も3メートルのバーディーチャンスを確実にモノにする。

 これまでピン型のパターしか使ったことのなかったウッズは今夏にマレット型を使用した時期があった。それを先週はピン型に替え、さらに今週はメジャー通算14勝のうち13勝を挙げた「スコッティ・キャメロン」に戻した。

「このパターでは何百万回も打っているから、どう打てばどう転がるかわかる」(ウッズ)と、まさに体の一部となっているエースパターが冴え渡り、3メートル以内はすべて決めた。

 さらに「29」で回った前半はパーオン率が100%。18ホールでグリーンを外したのは2回だけ。ミドルアイアンでのショットも、まるでウエッジを打っているかのようにピンに絡めてスコアを伸ばした。

 最難関の8番パー3ではグリーン左奥に外してボギーを叩いたものの、続く9番パー5は残り270ヤードのラフからウッドで力強く花道まで運んでバーディー。ショットの切れだけではなく、パワフルなプレーでも見せた。

 ウッズがハーフ20台をマークしたのは2007年の最終戦「ツアー選手権」2日目(前半を28)以来となる。試合は8打差をつける圧勝で、このシーズンから始まったプレーオフの初代王者となった。09年以来、3度目の年間王者へ。そして5年ぶりVで米ツアー通算80勝目へ。残り3日の戦いぶりに注目だ。