【オレゴン州ポートランド2日(日本時間3日)発】米女子ツアー「ポートランド・クラシック」(コロンビア・エッジウォーターCC=パー72)最終日、4位から出た上原彩子(34=モスバーガー)は3バーディー、ノーボギーの69で回り、通算13アンダーでフィニッシュ。2013年の米ツアー参戦後、自己最高となる3位に入った。3位スタートのマリーナ・アレックス(28=米国)がこの日最高スコアとなる65で回り、6打差で首位だった今年の「全英リコー女子オープン」覇者のジョージア・ホール(22=英国)を大逆転。うれしいツアー初優勝を飾った。

 上原は難セッティングだった3日目を4バーディー、2ボギーでしのいで7位から4位にジャンプアップ。この日も好調をキープし、7番パー5で初バーディーを奪うと、10、13番でも伸ばし、堅実なゴルフを展開した。「ずっと1打足りずに予選落ちが続く中で、今週はチャンスをしっかり生かしながらのプレーができた。エビアンでも結果につなげていけるように頑張りたい」とメジャー最終戦「エビアン選手権」(13日開幕、フランス・エビアン)に向けて意気込んだ。

 横峯さくら(32=エプソン)は71のラウンドで、通算1アンダーの42位だった。