【全米プロ】池田 1番ラッキー打! 2アンダー16位発進

2018年08月10日 12時00分

快調なスタートを切った池田(ロイター=USA TODAY Sports)

【ミズーリ州セントルイス9日(日本時間10日)発】男子ゴルフの今季メジャー最終戦「全米プロゴルフ選手権」初日(ベルリーブCC=パー70)、池田勇太(32)が3バーディー、1ボギーの68で回り、首位と4打差の2アンダー、16位と快調なスタートを切った。7月の「全英オープン」でほぼ2年ぶりにメジャーで予選を通過。大一番での戦い方をつかみつつある。首位は6アンダーでゲーリー・ウッドランド(34=米国)が立った。

「ショットはいい感じ。不満は特にない」。好スタートの池田はしてやったりの表情で、こう切り出した。1番パー4はベタピンのバーディー発進。「ピンが影のなかで見えなくて、違う目標に打ったらピッタリだった」と思わず笑いが出るようなラッキーな一打で波に乗った。その後も好調なショットでバーディーチャンスを量産。「4つのパー3のうち、3つは3~4メートル圏内に入っていた。そのうち2つは入れておきたかったけど、そう間単にいかないのは分かっている」。すべてパーだったパー3のプレーを、いつにも増して冗舌に振り返った。

 昨年の「マスターズ」から今年の「マスターズ」まで5大会続けてメジャーでは予選落ち。国内では地元・千葉の大会など、狙った試合で勝ってきた池田だが、メジャーでは気合が空回りしてきた。7月の「全英オープン」では「やってやろう」という気持ちを抑えて臨んだのが奏功し、久々の予選通過(51位)。今回もあえて気合を入れ過ぎずに初日を迎えた。

 それだけショットが好調なら欲も出そうなものだが「やってやろうというのは意外となかったね。常に落ち着いてできていた」。この冷静さが新たな池田の武器になりつつある。

 午前スタートのこの日は「グリーンがきれいだからスッと転がりそうに見えて、行かないところがあった」。午後スタートになる2日目は「グリーンの色とか見え方も変わってくるので、感覚を合わせていければいい」と話した。さらに2日目に向けての戦略を問われると「暑いから早く休みます」と穏やかな表情。19度目となるメジャーでようやく上位争いをする池田の姿が見られるかもしれない。