【全米プロ】美保夫人の現地応援が小平に吉兆呼ぶ!?

2018年08月09日 16時30分

ギャラリーにサインを求められる小平

【ミズーリ州セントルイス8日(日本時間9日)発】男子ゴルフの今季メジャー最終戦「全米プロゴルフ選手権」(9日~、ベルリーブCC=パー70)の開幕を前に、小平智(28=Admiral)が18ホールを回って最終調整した。4月の米ツアー「RBCヘリテージ」で優勝してからは厳しい戦いが続いているが、調子は確実に上向き。今週は妻でプロゴルファーの古閑美保(36)も応援に駆けつけており「上位を争って日本のファンにいいニュースを届けたい」と意気込んだ。

 ロストバゲージでキャディーバッグが届かないままスタートした月曜日に続き、小平はこの日も18ホールをプレーしてコースをくまなくチェック。394ヤードの7番など、短いパー4ではティーショットで1Wだけでなく、3WやUTなど複数のクラブをテストした。「月曜日とは風向きが違ったので、どうなるのか確かめておきたかった。どのクラブを使うかは、だいたい決まりました」。難しいラフが待ち受けるだけに、得意のティーショットでいかにフェアウエーをとらえるかがカギを握りそうだ。

 4月の優勝で出場権を獲得し、現在は米ツアーが主戦場。この日はサインや写真撮影を求めるギャラリーから名前を呼ばれる場面もあった。「うれしいですね。今までのメジャーとはちょっと違う」。なかなか結果は出ていないが、確実にツアーでの居場所を築きつつあるのは確かだ。

 今大会には日本から美保夫人が応援に駆けつけた。本格参戦後、6試合で5試合が予選落ちと苦しい時期もあった小平だが、「マスターズ」(28位)、「全英オープン」(35位)など、妻の前では常に予選を通過。今季のここまでのメジャーで唯一、予選落ちした「全米オープン」は美保夫人が不在だった。

 これについて美保夫人は「そんなの関係ないですよ。だいたい、優勝した試合を見てないんですから。もし、私が来て調子がいいんだったら、毎試合来いって話じゃないですか」と笑い飛ばした。とはいえ、自らが吉兆を運んでいるのは確かとあって、まんざらではない表情だ。

 やはり美保夫人が訪れた昨年の大会では、3日目に当日のベストスコアタイとなる67(パー71)をマーク。「毎年、コースも違うし、メジャーはスコアが読めない。昨年みたいにスルスル回ったら、その日のトップなんてこともある」と小平は冷静に語る。先週の世界選手権シリーズ「ブリヂストン招待」は63位に終わったが、フェアウエーキープ率は全体3位の64・29%を記録するなど、ショットは好調。心強い応援を背に、今年もスルスルと上位進出を狙う。