【全米プロ】松山「目標は36ホール完走」自虐のウラの闘志

2018年08月08日 11時30分

雷雨で中断中、雨宿りする松山

【ミズーリ州セントルイス7日(日本時間8日)発】男子ゴルフの今季メジャー最終戦「全米プロゴルフ選手権」(9日~、ベルリーブCC=パー71)を前に松山英樹(26=LEXUS)が練習ラウンドを行った。雷雨により練習が中断する間に取材に応じ「そんなに簡単に調子が良くなったら苦労しないですね。(きっかけが)ないから困ってるんですよ」と苦笑いを浮かべながら話した。

 7月は「全英オープン」を含めて欧州での2試合でいずれも予選落ち。前年覇者として臨んだ先週の世界選手権シリーズ「ブリヂストン招待」も39位と上位争いには絡めなかった。

 調子が上がらない中で「目標は36ホール完走すること」「自分に期待していないんで(気持ちは)楽ですよ」など、まるで予選落ちするかのような自虐的な言葉のオンパレード。それでも「楽な気持ちで臨むメジャーは初めて?」と問われると「まあ言葉ではそう言ってますけど、始まれば気合も入って、またがっかりするんじゃないですか」。強気な言葉ではないが、気持ちは決して切れていない。

 直前には宮里優作(38)とともに1番のティーグラウンドに上がり、まさに第1打を打とうとしたところでサイレンが鳴り、練習ラウンドが中断。タイミングの悪さに2人は苦笑いだった。

 報道陣の前では練習再開を待たずにこのまま引き揚げるような口ぶりだったが、結局、優作とともに9ホールをプレー。今季最後のメジャーを前に、「ない」と話したきっかけ探しに懸命だ。