【全米プロ】ウッズ復活Vは時間の問題

2018年08月07日 16時35分

 男子ゴルフの今季メジャー最終戦「全米プロゴルフ選手権」(ミズーリ州ベルリーブCC=パー71)が9日に開幕する。注目選手は、ここへきて調子を上げてきたタイガー・ウッズ(42=米国)。トッププレーヤーにして、現役屈指の“スイングマニア”でもある矢野東(41)が独自の視点でメジャー制覇の可能性を占った。

 現在のウッズのスイングについて、矢野は「これだったら体が持って、メジャーにも勝てるかもしれないというスイングだと思う。理想のスイングをしたら、またケガしちゃうというのがあるんでしょう」と好意的にとらえている。「全英」では6位に食い込み、世界ランクも50位までカムバック。「今季は米ツアーで2位にもなっているし、ツアーではいつでも勝てる状態なのは間違いない。それがメジャーなのかどうかは分からないですけど」と時間の問題という見方だ。

 日本勢は松山英樹(26=LEXUS)のほか、小平智(28=Admiral)、宮里優作(38)、池田勇太(32)、時松隆光(24=筑紫ヶ丘GC)、今平周吾(25=レオパレスリゾートグアム)が出場する。

 6人の中でも池田のスイングは個性的と言われるが、矢野の分析は違う。

「最大の良さはフォロースルーが日本人では一番というぐらい低いこと。そういう選手は曲がらないし、ボールをコントロールできる。体の右側(テークバックや切り返し)ではループしたり、いろいろやるんで、そうは見えないでしょうけど、スイングのメカニズムとしてはトミー・フリートウッド(27=英国)に似ていると思いますよ」

 フリートウッドは世界ランク11位。6月の「全米オープン」では最終日に「63」の猛チャージで2位に食い込み、初メジャーにあと一歩と迫った。
 池田がそんな活躍を見せても不思議はない。

☆やの・あずま=1977年7月6日生まれ、群馬県出身。日大でさまざまな学生タイトルを手にし、2000年にプロ転向。05年「アサヒ緑健よみうりメモリアル」でツアー初優勝を挙げた。08年には10試合連続トップ10入り(その間に2勝)のツアータイ記録を達成するなど、賞金ランク2位と躍進。右ヒジの手術などで昨年5月からツアーを欠場しているが、早期復帰を目指している。