【全英女子OP】畑岡奈紗 メジャーVの可能性は?

2018年08月01日 16時30分

畑岡のメジャー制覇は可能なのか(ロイター=USA TODAY Sports)

 女子ゴルフの海外メジャー第4戦「全英リコー女子オープン」は英国のロイヤルリザム・アンド・セントアンズGCで2日に開幕する。日本勢は今季米ツアー初Vを挙げ勢いに乗る畑岡奈紗(19=森ビル)を筆頭に国内で好調の成田美寿々(25=オンワードHD)、比嘉真美子(24=TOYO TIRES)ら6人が出場。2009年には宮里藍(33=サントリー)が3位と優勝争いを演じた舞台で、日本人2人目のメジャー制覇は可能なのか占った。

 注目の畑岡は本格的なリンクスコースに初挑戦となった前哨戦の「スコットランド・オープン」で59位に終わった。それでも最終日はイーグルを奪うなど、本来の攻撃的なプレーで、リンクス攻略の糸口をつかんだ。

 畑岡が米女子ツアー初優勝を挙げたのは藍が最後に優勝した「アーカンソー選手権」だった。一方、英国中部にあるロイヤルリザム・アンド・セントアンズGCでの「全英女子」は藍が最もメジャー制覇に迫った大会の一つだ。

 直前の「エビアン・マスターズ」で米女子ツアー初優勝を挙げて臨んだ2009年大会、藍は初日の出だしこそ3連続ボギーと苦しんだものの、2日目以降は順位を上げて優勝戦線に浮上。最終日の17番でダブルボギーで優勝争いから脱落したが、4打差の3位でフィニッシュした。藍とは不思議な縁がある畑岡だけに、ここでも何かを起こしてくれそうだ。

 メジャーでのV争いも経験している師匠の中嶋常幸(63=静ヒルズCC)はどう見ているか。「そんな甘いもんじゃねえよと言いつつ、やってほしいよね」。昨年、米ツアーで苦しんだ畑岡が再挑戦を決めた時から「今年は勝てるんじゃないかと言ってきた。そういう強さを持っている子じゃないとアマチュアで『日本女子オープン』なんて勝てないよ」。教え子の期待以上の活躍に目を細めつつ、さらなる飛躍に期待を込めた。チャンスは十分あると見ているようだ。

 国内ツアー組では今季4勝と絶好調の鈴木愛(24=セールスフォース)がケガで欠場となったが、選手たちは気合十分。鈴木に次ぐ、賞金ランキング2位の成田は「来年の出場権(15位以内)を最低目標にしたい」。同4位の比嘉は前年優勝者として臨む翌週の国内ツアー「NEC軽井沢72」と合わせて「大事な2週間なので体調を整えて全力を尽くしたい」と意気込む。

 日本人選手はその他、横峯さくら(32=エプソン)、上原彩子(34=モスバーガー)、岡山絵里(22=ニトリ)が参戦。200か所を超えるバンカーが待ち受ける難コースで世界に挑む。