日本女子アマV 18歳・吉田優利は世界目指す

2018年06月23日 16時30分

 目指すは世界だ。ゴルフの「日本女子アマチュア選手権」最終日(22日、埼玉・嵐山CC=パー72)、単独首位でスタートした吉田優利(18=麗沢高3年)が71をマーク、同じ2000年生まれの“ミレニアム世代”のライバルたちを振り切り、通算1アンダーで涙の大会初優勝を飾った。

 高校1年からナショナルチームに名を連ねるが、昨年はなかなか派遣選手に選ばれず「みんなが海外に行っている間、私はなんで日本にいるんだろうと思って悔しかった」。そんな中、転機となったのが2月の「ISPSハンダ女子オーストラリアオープン」。米女子ツアー初出場ながらイーブンパーの34位と健闘し、ローアマを獲得した。「米ツアーは自分には無理だと思っていたけど、耐えることができたので自信になりました。今は将来、米ツアーで戦うのが目標です」。まず日本でプロ生活をスタートさせるつもりだが、高い目標を持つことでこれまでの壁を打ち破った。

 一方で課題もしっかり持ち帰った。「私がイーブンパーで上位の選手は10アンダー以上(優勝は通算14アンダー)。耐えるだけでなく、伸ばすことができないと世界では戦えない」。今大会の優勝スコアも「アマの試合だから1アンダーで勝てた。6~7アンダーを出せるようにならないと」と満足はしていない。

「気持ちは強いほうじゃないけど、他の人のことは考えず、自分のことに集中するので安定していて崩れない」というのが自己分析による長所。ここに大きくスコアを伸ばす爆発力を加え、世界の舞台への飛躍を目指す。