【女子ゴルフ】国内最速ペースで勝ちまくる鈴木愛が海外で低迷する理由

2018年06月18日 16時30分

 女子ゴルフの国内ツアー「ニチレイレディス」最終日(17日、千葉・袖ヶ浦CC新袖C=パー72)、68で回った鈴木愛(24=セールスフォース)が通算9アンダーで並んだテレサ・ルー(30=台湾)、申ジエ(30=韓国)とのプレーオフを制し、出場10試合で今季4勝目を挙げた。

 過去最多の年間10勝を挙げた2003年の不動裕理(41)が4勝に到達したのは出場11試合目。鈴木はこれを上回るペースで勝利を重ねている。「不動さんは伝説の方なので…」と大記録への挑戦は口にしなかったが、シーズン前半戦を1試合残しての4勝に「年間8勝? う~ん、それぐらいなら」と高い目標を掲げた。

 国内では圧倒的な強さを見せる一方で、日本の賞金女王として臨んだ今季の海外メジャー2試合は「ANAインスピレーション」(3月)が76位、2週前の「全米女子オープン」では予選落ちと結果が出ていない。

 鈴木は「海外に行くと、うまい選手は山ほどいて、自分は下手くそだなと思う。変にいいスコアを出さなきゃとか、かっこ悪いところを見せたくないと考え過ぎかなと思う」。必要以上のマイナス思考が力が発揮できない原因の一つと自己分析した。また、飛行機での移動の影響か「米国では体がだるいと感じることが多い。時差ボケで寝られないとかそういうことはないんですけど」と明かした。

 次のメジャーは「全英リコー女子オープン」(8月2日開幕)を予定。米国への遠征に比べ「帰ってきたときはきついけど、現地ではだるさは感じない。まずは予選を通過して自分らしいプレーをしたい」。昨年14位と好成績を残した大会で、海外でも強い女王に変身する。