【全米オープン】初のメジャー参戦・小平智はトータルドライビングがカギ

2018年06月13日 11時00分

小平は昨年46位から順位を上げられるか(ロイター=USA TODAY Sports)

【全米オープン・丸山茂樹が注目選手を徹底分析】4月の「RBCヘリテージ」優勝をきっかけに米ツアーに主戦場を移した小平智(28=Admiral)にとってはこれが本格参戦後、初のメジャーとなる。

「ティーショットがうまいんで『全米オープン』でもチャンスがないわけじゃない。何度も上位にきているヒデキよりも、先にサトシがメジャーで勝ったら、それはそれで面白い」(丸山)

 丸山が期待を寄せるのは米ツアー参戦当時の自身と重ね合わせる部分があるから。「ボクも1勝目(2001年「ミルウォーキー・オープン」)はうっちゃり(ともに追いついてのプレーオフで勝利)でマグレだと思った。2勝目(02年「バイロン・ネルソン・クラシック」)は逃げ切りで、達成感がはるかに大きかった。トップにいて勝つのは気分が違う」

 小平にも早く2勝目を、できれば逃げ切りで挙げて、自信を深めてほしいというのが願い。やはり逃げ切りだった3勝目の03年「クライスラー・クラシック」については「トップ選手が出ていない試合だったけど、誰が出ていても勝てたと思えるぐらい良かった」と振り返った。

 今回の「全米オープン」に限らず、ティーショットという強みを発揮することが小平が上位争いを演じる大前提。「トータルドライビング(ティーショットの飛距離とフェアウエーキープ率を総合したスタッツ)で上位にくることがキーポイント。そこがダメだと苦しい」。初出場で46位だった昨年から大きく順位を上げたいところだ。