【全米オープン】丸山茂樹 松山を信頼「戦線離脱、距離大幅延長は問題ない」

2018年06月13日 11時00分

松山はなかなかV争いに絡めなかったが、ようやく復調気配だ(ロイター=USA TODAY Sports)

【全米オープン・丸山茂樹が注目選手を徹底分析】男子ゴルフで14日開幕の海外メジャー「全米オープン」は、14年ぶりにニューヨーク州のシネコックヒルズGCが舞台となる。注目は昨年大会で惜しくも2位の松山英樹(26=LEXUS)、米ツアー本格参戦を果たした小平智(28=Admiral)、さらに完全復活の気配を見せているタイガー・ウッズ(42=米国)だ。同じ会場で行われた2004年大会で4位の実績がある丸山茂樹(48=セガサミーHD)が、注目選手のプレーを占った。

 2004年大会の優勝スコアは通算4アンダーで、4日間トータルでのアンダーパーは優勝したレティーフ・グーセン(49=南アフリカ)と2位のフィル・ミケルソン(47=米国)の2人だけだった。

 そんな難コースで2日目まで首位を走り、最終的に4位に食い込んだ丸山は当時を振り返り「あれだけグリーンを硬くしたら、どこのゴルフ場でも難しい。どの大会もいかにタイガー(ウッズ)にスコアを出させないかを考えていた時代なんで、ボクらはホントにしんどかった」。

 総距離は6996ヤードから449ヤード伸びて、7445ヤード(ともにパー70)で行われる予定。「そんなに伸ばしちゃったら、もう別のコースですよね」。同時に前回のような厳しいセッティングとなれば、用具の進化などで飛距離が伸びた現代の選手たちにとっても脅威だろう。

 そんななか、日本のファンの期待を背負う松山は今年2~3月にかけて左手親指付け根の負傷で約6週間の戦線離脱。その後もなかなか優勝争いには絡めていない。

「痛めてから休養した期間が長かったので、ここにきてようやく落ち着いてきた、エンジンがあったまってきた感じ。いい時に比べると、ダブルボギーが多かったり、乱調もあるけど、ボクは心配していません」

 大幅に延長された距離についても「ヒデキの飛距離ならどこにいってもショートアイアンなんで、そんなに難しくないんじゃないか」。松山を苦しめる要素にはならないと分析した。

「世界ランク20位ぐらいまでが第1グループで、その下の10~20人が第2グループ。最近はここまでの選手たちでメジャー優勝を分け合っているような状態が続いている。その中に何年も居続けることがメジャー優勝につながる」

 松山は昨年末の5位から現時点で10位と世界ランキングを落としたが、丸山の言う「第1グループ」はキープ。試合を重ねるごとにメジャー初制覇が近づいていると見てよさそうだ。