全米オープンで倉本会長が期待する小平智の“穴一発”

2018年06月06日 16時30分

「全米オープン」に出場する小平(ロイター=USA TODAY Sports)

 男子ゴルフで7日開幕の米ツアー「セントジュード・クラシック」には日本人選手の出場はなし。小平智(28=Admiral)は米ツアー本格参戦以来、初の欠場で来週のメジャー第2戦「全米オープン」(14日開幕、ニューヨーク州・シネコックヒルズGC)に備える形となった。

 4月の「RBCヘリテージ」を制し米ツアーの出場資格を得て、1か月後の「プレーヤーズ選手権」から参戦。4試合に出場し3試合で予選落ちに終わっているが、メジャーの舞台ではどうなるのか。

 5日、都内で行われた日本プロゴルフ協会の理事会に出席した倉本昌弘会長(62)は「以前から予選落ちの翌週にV争いをしたり、ムラっ気がある選手。毎週30位、40位にいる選手より、優勝争いのチャンスはあると思う」と指摘した。ムラっ気は魅力の一つ。ここまでは苦戦が続く小平の“一発”に期待を寄せた。

 今シーズン中は多くの試合に出場し、自分に合ったコースを見極めるのが小平の戦略。ほぼ2年半の米ツアー出場権を手にしており、結果度外視で経験を重ねられるのは優勝者の特権だ。

 そのうえで、倉本会長が懸念するのはコンディション調整。「拠点を持たずにツアーに参戦すると、どうしても試合会場でたくさん練習して疲れてしまう。松山(英樹=26、LEXUS)を見ると、試合を休んで練習しているでしょう」

 小平はここまで4週連続で出場。試合には積極的に出る方針だけに、練習量をコントロールすることが一つの課題になるという。

 休養を経て迎える本格参戦後初のメジャーで“一発”があるか? メジャー初Vを目指す松山、復活したタイガー・ウッズ(42=米国)とともに「全米オープン」での小平の戦いぶりに注目だ。