国内男子ツアー「ミズノオープン」最終日(27日、茨城・ザ・ロイヤルGC=パー72)、6位から出た秋吉翔太(27=ホームテック)が70で回り、通算1アンダーでツアー初優勝を果たした。

 今大会は上位4人が7月の「全英オープン」の出場権を獲得。
 21日に兵庫で行われた「全米オープン」(6月)の最終地区予選もトップ通過の秋吉は、1週間で2つのメジャー切符を手にした。

 2008年の国体少年男子では1学年下の松山英樹(26=LEXUS)を抑えて優勝。一方で秋吉の妻・静香さん(26)は、明徳義塾中・高のゴルフ部で松山の同期だった。

 21日の時点では「うちの奥さんは松山と仲がいいので(初メジャーに向けて)そのラインでいろいろ聞いてみたい」と話していたが、この日は一気に強気に。「松山に勝ちたい。『全英』でも十分に戦えると思う」。初優勝で得た自信を胸に、大舞台に挑む。