フィギュア無良崇人が引退表明 羽生の金メダルで「役目は終わった」

2018年03月16日 17時00分

浅田真央(右)から花束を贈呈された無良崇人。左は浅田舞

 フィギュアスケート男子の無良崇人(27=洋菓子のヒロタ)が16日、浅田真央さん(27)のサンクスツアー(全国公演のアイスショー)開催発表記者会見に出席し、自身の現役引退を表明した。

 当初、昨年12月の全日本選手権限りでの引退を考えていた無良は平昌五輪では補欠のメンバーとして帯同。現地で金メダルを獲得した羽生結弦(23=ANA)のショートプログラムを見届けると「自分の役目が終わったと思った」と悟り、決断に至ったという。

 幼少時から自身を指導したコーチでもある父の隆志氏(57)に「この年齢まで付き添ってくれて感謝しかない」と頭を下げた。

 真央さんのサンクスツアーにも参加する無良は「選んでいただいて感謝の気持ちしかない。地方ではアイスショーをやれていないから、これをきっかけにスケートやスケートリンクが身近にあると気づいてほしい」と競技の普及に意欲を見せた。

 今後はコーチングの勉強をし、育成にあたるといい、「次世代の日本の選手に良い影響を与えられるよう、少しでも恩返ししたい」と次なるビジョンを語った。