【韓国・平昌25日発】17日間にわたって熱戦が繰り広げられた第23回冬季五輪が閉幕し、当地の五輪スタジアムで閉会式が行われた。

 金4、銀5、銅4と1998年長野五輪の10個を上回る史上最多13個のメダルを獲得した日本選手団は、スピードスケート女子500メートルで金メダル、同1000メートルで銀メダルの選手団主将、小平奈緒(31=相沢病院)が旗手を務めた。

 小平が各国の旗手とともに入場した後で、選手たちが次々とスタジアムに現れた。赤いコートに身を包んだ日本選手団は、フィギュアスケート男子で金メダルの羽生結弦(23=ANA)、スピードスケート女子団体追い抜き(チームパシュート)、同マススタートで2冠の高木菜那(25=日本電産サンキョー)、妹で団体追い抜き金、1500メートル銀、1000メートル銅と3色のメダルを揃えた高木美帆(23=日体大助手)、大会を通じて話題を集め銅メダルを獲得したカーリング女子のメンバーらが笑顔で手を振りながら行進した。

 また各国のVIPでは、ドナルド・トランプ米大統領(71)の長女のイバンカ大統領補佐官(36)らが出席した。