【フィギュア】羽生エキシビション練習中に激突

2018年02月23日 16時30分

仲間とのショートトラックをまねた競争で、勢い余って転倒した羽生

 22日のエキシビションの練習では羽生結弦(23=ANA)が周囲をヒヤリとさせる場面があった。ウオーミングアップ代わりだったのか、練習開始直後に宇野昌磨(20=トヨタ自動車)ら5選手でショートトラック風に競争を開始。順調に先頭を走っていた羽生は、コーナーで豪快に転倒し、ドーンという大きな音ともに壁に激突した。

 本番のリンクはショートトラックとの併用で壁がクッションで覆われているが、この日使用した地下の練習用リンクの壁は硬い板。会場に緊張が走ったが、ミーシャ・ジー(26=ウズベキスタン)に引き起こされた羽生は、痛がるそぶりも見せず笑顔で練習を再開した。

 報道陣の取材にも応じ、連覇を果たした開放感から「久々にゲームをしました」と告白。ここ1か月半はよりフィギュアに集中するため「身近な幸せであるゲームやイヤホンを断っていました」。このところ、宇野のゲーム愛が話題を呼んでいるが、兄貴分の羽生もゲーム好きスケーターの一人だったようだ。

 エキシビションのプログラムはジャンプがアクセルのみの構成のため、練習で重点を置いたのはアクセル。「大きくアクセルを跳ぶために改造している状態。まだトリプルアクセルの失敗もいっぱいあるんですけど、ちょっとずつ大きく跳んで、軸をつくってというのをやっていきたい」と語り、4回転半ジャンプへの挑戦を見据えていることもうかがわせた。
 
25日の閉会式に向け、旗手の候補にも名前が挙がるが「自分はそのつもりないです」。あくまで「選手の一人、日本選手団の一人として閉会式を楽しみたい」とした。