羽生追っかけファンのセレブな実態 旅費に年間数百万円

2018年02月17日 12時00分

日本から大挙押し寄せたファンの熱烈な声援を受けた羽生

 平昌冬季五輪フィギュアスケート男子ショートプログラムの会場となった江陵アイスアリーナには16日、羽生結弦(23=ANA)らの雄姿をひと目見ようと、日本から女性ファンが大集結した。いわゆる「スケオタ」と呼ばれるこうした羽生の追っかけ女性ファンの優雅さといったら、完全に他国の追随を許さず、まさに金メダル級。その実態に迫った。

“羽生狂騒曲”の予兆は前日15日からあった。「日本のスケオタ女性たちはフィギュアペア・フリーも観戦してましたよ。北朝鮮の美女応援団を撮影してキャッキャッ喜んでいました」とは、北朝鮮の美女軍団目当てで平昌入りしていた40代の五輪ファン男性。

「年齢は40~50代ぐらいが多いですね。食事とかもこだわりがあるようで、『昨日の夜ご飯おいしかったわね~』とワイワイやってました。でもアイスアリーナがあるオリンピックパークのご飯は『高いけどショボい』とみんな幻滅してました。確かに1万ウオン(約1000円)もするのに、日本なら300円ぐらいのビビンバとかカツレツ弁当しか出てきませんでしたから」(同)

 スケオタ女性が、その実態を明かす。

「子育てとかが落ち着いた奥さんなんかは本当にセレブで、旦那のお金を使って世界中回ってます。数百万円単位を1年で使い切りますよ。そんな高貴なフィギュアマニアなんで、メッチャ高い観戦ツアー代とかも余裕なんです」
 追っかけファンの最たる目的は、日本国内のフィギュア大会ではなかなか撮れない、羽生らお目当て選手たちの写真だという。

「彼女たちは、キヤノンの白レンズ(高性能望遠レンズ)とかプロ顔負けの超高いレンズでバシバシ撮ってました。というのも、日本の大会は観客が撮影するのにメチャうるさいんですが、平昌五輪は300ミリ以上のレンズが持ち込み禁止なだけで基本、撮影はフリー。だから、ここぞとばかりに撮ってましたよ」と前出の五輪ファン。スケオタ専用のサイトには、今回の五輪写真が続々とアップされ、現地へ行けなかったスケオタは悔しがっているという。

 現地観戦組は当然、会場近くに宿泊しているかと思えば、そうではない。観戦ツアーに参加したある女性は、チケット代込みで60万円も払ったが、江陵ではホテルが取れずに隣接する束草(ソクチョ)に泊まっている。「毎日、会場まで片道2時間以上かかる」と怒り心頭だ。

 江陵駅の周辺には宿泊施設が100軒以上あるが、その多くは空室という。韓国の宿泊施設は、ランクが高い順にホテル、モーテル、旅館、旅人宿とジャンル分けでき、モーテル以下は基本的にラブホテル仕様だという。江陵駅周辺にある大半はモーテルだ。

「モーテルは1人でも泊まれますが、ラブホを兼ねてますから、廊下まであえぎ声が響いたり、中にはホテトルを呼ぶ宿泊客もいます。羽生ファンの淑女が泊まるには適さないので、旅行会社が避けたのでは」(現地事情通)

 加えて江陵駅前のモーテル街には、エロい展開が期待できるカラオケ店や“韓国版ソープランド”のマッサージ店といった風俗店もチラホラ。ちなみに通常期なら1泊3万~5万ウオン(3000~5000円)程度のモーテルが、5倍以上に跳ね上がっているという。

 セレブで優雅な日本の女性たちが足を踏み入れるには、あまりにも江陵の街は風紀が悪すぎるようだ。