【フィギュア】羽生にツキも味方 16日SPで最終グループ1番手

2018年02月15日 16時30分

羽生はスピンの練習にも余念がなかった

 フィギュアスケート男子ショートプログラム(SP、16日)の滑走順抽選が14日行われ、羽生結弦(23=ANA)は最終グループ1人目の25番に決まった。昨年の世界選手権ではSP、フリーとも最終グループの最初の演技で3年ぶりに王座奪回。ゲンのいい滑走順を引き当てた。

 この日の公式練習には宇野昌磨(20=トヨタ自動車)、田中刑事(23=倉敷芸術科学大大学院)も参加し、今大会初めての日本代表男子揃い踏み。宇野は28番、田中は22番に滑ることが決まった。

 そんな中、ソチ五輪王者は軽めの調整に終始した。40分間の練習時間の中盤、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を決めると、続けざまに4回転トーループ―3回転トーループの連続ジャンプを成功。さらに、4回転サルコーに2度挑戦し、1回目は転倒、2回目はクリーンに着氷した。

 ジャンプはこの4本のみ。SP曲「バラード第1番ト短調」をかけての練習ではジャンプは跳ばず、スピンなどを確認し、練習後は「ありがとうございました」とだけ話し、取材エリアを通過した。

 着実に準備を重ね、ツキも味方につけた。6分間練習の直後に演技が始まる滑走順を得たことで、羽生の“金メダルの方程式”は完成。66年ぶりとなる五輪連覇に向けて視界は良好だ。