【韓国・平昌9日発】平昌五輪開会式で注目された聖火リレーの最終ランナーは、バンクーバー五輪フィギュアスケート女子金メダリストのキム・ヨナ(27)が務めた。

 聖火台前に造られたリンクに登場した白い衣装のヨナは、まずは華麗な滑りを披露。アイスホッケー女子の韓国・北朝鮮合同チームの選手2人からトーチを渡されると、聖火台に点火した。

 平昌五輪の広報大使だったヨナは、その世界的知名度から韓国メディアの予想でも本命視されていた。2010年バンクーバー五輪では日本の“国民的ヒロイン”浅田真央(27)を破って優勝。前回ソチ五輪でも銀メダルを獲得し「国民の妹」と称される人気者だけに、当然の選考と言えそうだ。