女子アイホ合同チーム「平昌五輪」公式サイトで“南北格差”

2018年02月09日 11時00分

【アツいアジアから旬ネタ直送「亜細亜スポーツ」】平昌冬季五輪の女子アイスホッケーに、韓国と北朝鮮が合同チームで出場する。急きょ結成されたが、反対論もあり、韓国では抗議行動も起きているが、南北融和の象徴と見る向きもある。

 韓国23メンバーに北朝鮮の12人が加わったが、五輪公式サイトを見るとその“南北格差”は明らか。韓国代表はカラフルな私服、ばっちりメークし髪も整え、SNSのリンク先まで公開。片や北朝鮮の選手たちはお揃いのジャケット姿で、化粧っ気はなく頬は赤く、つやのない黒髪は乱れ放題だ。

 厳しい報道管制もあり北のメンバーはイマイチ存在感が薄かったが、さる4日のスウェーデンとの練習試合でベールを脱いだ。試合は1―3で負けたが、世界ランク5位の強豪相手だけに、急造チームとしては大健闘。

「北からは3選手出場したが、中でも21歳のフォワード、チョン・スヒョン選手が注目。昨年の世界選手権では2ゴールを挙げるなど活躍した攻撃型の選手。『北のエース』と呼ばれている」とは現地取材する記者。

 試合後の会見でチョン選手は「南北が心を一つにしていることをアピールしたい」と緊張気味に話した。その初々しさに、早くも韓国人男性の間では「朴訥なかわいさがある」「気の強い韓国女と違って男を立ててくれそう」などの声がSNS上で飛び交っている。

「朝鮮半島には『南男北女(ナムナムプンニョ)』という言葉がある。男は韓国がハンサム、女は北朝鮮が美人だという意味。日本でも北国は色白美人が多いといわれるが、同様に北朝鮮には透明感のある美女が多く、しかもつつましい。男の後ろを一歩引いて付いてくるような奥ゆかしさがあるといわれている」と同記者。

 韓国代表も負けてない。同記者のイチオシはディフェンスの19歳、パク・チェリン選手だ。

「清楚な顔立ちが人気で、高校時代はカナダへホッケー留学していて、英語も堪能。名門大に通う現役女子大生で、夢はホッケーのコーチになること」

 攻撃の要と目されているパク・チョンア選手(21)は、カナダの大学に所属し、現地チームでも活躍するフォワードで、銅メダルを目標にしている。SNSには友人や愛犬とのかわいらしいオフショットをアップ。

 浅田真央系のロリ顔だが「アイスホッケーは私の人生です」と言い切るチョイ・ユジュン選手(17)、アヒル口が印象的なコ・へイン選手(23)の両フォワードも必見だ。

 予選ラウンド・グループBに入り、10日にスイス、そして14日には日本と対戦する。民族の団結を示せるか。

☆室橋裕和(むろはし・ひろかず)=1974年生まれ。週刊文春記者を経てタイ・バンコクに10年居住。現地日本語情報誌でデスクを務め、4年前に東京へ拠点を移したアジア専門ライター。最新著書は「海外暮らし最強ナビ・アジア編」(辰巳出版)。