【台湾・台北22日発】フィギュアスケートの四大陸選手権(24日開幕)の公式練習が会場で行われ、平昌五輪女子代表の宮原知子(19=関大)、坂本花織(17=シスメックス)らが調整した。2年ぶりの優勝を狙う宮原は、2連続3回転ジャンプやスピン、ステップで全体の動きを確認。五輪前最後の公式戦に向け「動きはいい。今できることをしっかりやりたい」と抱負を述べた。初出場の坂本は「自信を持って五輪にいけるような試合にしたい」と意欲を燃やした。

 20日まで行われた欧州選手権(モスクワ)では、15歳のアリーナ・ザギトワ(ロシア)が歴代2位となる合計238・24点の高得点を出し優勝。無敵女王のエフゲニア・メドベージェワ(18=ロシア)に約2年ぶりに土をつけた。欧州以外の国・地域が出場する今大会でも世界を驚かせるような結果が生まれるか。