【GPファイナル】“ノーミスの女王”宮原知子 自己最高に迫りSP3位発進

2017年12月08日 20時54分

SP3位発進の宮原

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナル(日本ガイシホール)、女子ショートプログラム(SP)が8日行われ、日本のエース宮原知子(19=関大)が自己ベストに迫る74・61点をマークし、3位と好スタートを切った。樋口新葉(16=日本橋女学館高)は73・26点で5位。首位には77・04点のケイトリン・オズモンド(22=カナダ)が立った。

 宮原は冒頭の3回転の連続ジャンプを決めると、その後の3回転ループ、ダブルアクセル(2回転半ジャンプ)もクリーンに成功。抜群の安定感を発揮した。

 昨年後半から左股関節疲労骨折で欠場。ジャンプの練習をできない時期が続いたが「(復帰戦の)NHK杯(11月)の後から少しずつ精度が上がっていた」。練習通りのジャンプを本番でも決め、昨年のGPファイナルで出したSPの自己ベスト74・64点にあと一歩に迫った。

「緊張した中でも、いい演技をするために頭を整理できるようになった」と試合勘も戻り“ノーミスの女王”が復活した。

 9日のフリーに向けて宮原は「SPから気持ちを切り替えて臨みたい。フリーでもいい演技をしたい」。SPを終え、首位から最下位の6位までの得点差は4点あまり。宮原はもちろん、樋口にも優勝のチャンスが残されている。