全日本スキー連盟(SAJ)は18日、第1回の年間表彰式「スノーアワード」を開催。フリースタイルスキー・モーグル男子の新星・堀島行真(19=中京大)が同級生のフィギュアスケート男子、宇野昌磨(19=同)と初対面したことを明かした。

 全日本スキー連盟(SAJ)は18日、第1回の年間表彰式「スノーアワード」を開催。堀島は世界選手権2冠の活躍が評価され、ネクストヒーロー、ヒロイン賞を受賞。壇上では大勢の前で平昌五輪での金メダル獲得を宣言できず「ちょっと悔しい」と反省したものの、目標にブレがないことを強調した。

 先週には中京大のアイスアリーナを訪ね、宇野と初めて言葉を交わした。「エキシビションを宇野君がやっているのを見て、その後の5分、10分くらい。次こういう場で会った時、しゃべれるようにっていう顔合わせという形で紹介してもらって」。知名度には差があり「宇野君はボクのこと知らない」。自己紹介し「競技で自分が頑張ってきていること」などを語ったという。「(宇野は)『覚えます』って言ってました」と笑顔で応じたという。

 芽生えた新たな絆。「金メダリストにふさわしい人間になれるよう努力したい」と堀島は宇野とのダブル金メダルへ、突き進む。