1日にフジテレビ系で放送された「世界フィギュアスケート選手権2017女子フリー・男子フリー」(午後7時55分~)の平均視聴率が18・1%だったことが3日、分かった。

 来年の平昌五輪の出場枠がかかる日本としても重要な今大会。世間の注目度は高く、大台20%にこそ届かなかったものの、高い数字を記録した。

 ショートプログラム(SP)でエース・羽生結弦(22=ANA)は5位と出遅れたものの、宇野昌磨(19=中京大)が2位につけ、フリーの演技に臨んだ。

 この日の羽生は完璧な演技を披露。4回転ジャンプを4回成功させる圧巻の演技で、歴代最高得点を更新する223・20点をマーク。合計321・59点で3年ぶりの優勝を逆転で果たした。

 宇野も214・45点を叩き出し、合計319・31点として2位。この結果、来年の平昌五輪の出場枠は「3」となった。

 なお女子は三原舞依(17=神戸ポートアイランドク)が自己ベストを更新する138・29点をマークし、SP15位から挽回して合計197・88点で5位に入った。しかし平昌五輪の出場枠は「2」となった。

(数字は関東地区、ビデオリサーチ調べ)