23~25日にフジテレビ系列で「全日本フィギュアスケート選手権2016」が放送され、24日(午後7時31分~午後9時20分)は平均視聴率14・3%、25日(午後7時25分~午後9時30分)は同14・1%だったことが26日、分かった。

 24日は「女子ショートプログラム」と「男子フリー」、25日は「女子フリー」がそれぞれ放送された。男子の絶対王者、羽生結弦(22=ANA)がインフルエンザで欠場することで、視聴率にも大きな影響が出るのではと予想されたが、ふたを開けてみればまずまずの数字を残し、フィギュア人気の高さを見せた。

 結果は、男子ではショートプログラム(SP)2位の宇野昌磨(19=中京大)が192・36点をマークし、合計280・41点として逆転で初優勝。女子はSP首位の宮原知子(18=関西大)が合計214・87点で大会3連覇を果たした。

 SP8位と出遅れた浅田真央(26=中京大)は巻き返すことができず、合計174・72点で12位に終わった。

(数字は関東地区、ビデオリサーチ調べ)