羽生結弦が銀幕デビュー 原作者が撮影秘話公開

2016年04月30日 16時00分

カツラ直しを受ける羽生

“フィギュア界のプリンス”羽生結弦(21=ANA)が俳優デビューを果たした映画「殿、利息でござる!」(5月14日公開)が注目されている。

 

 同作は、江戸時代の仙台藩の実話をベースにした時代劇コメディー。羽生は藩主・伊達重村を演じた。

 

 28日に都内で行われた公開直前イベントには、主演の阿部サダヲ(46)と瑛太(33)が登壇。阿部が「すごく(演技が)自然じゃないですか、なんかね。アスリートの人って感じのお芝居っていうよりは、ホントに役者さんの感じで。表情とかすごく美しかったし、すごくビックリした」と“俳優・羽生”を絶賛すれば、瑛太も「もうホントにキラキラ光ってましたからね。美しくて、ホントびっくりしました」と興奮気味に語った。

 

 原作者の磯田道史氏(45)によると、羽生の役者デビューは同作を制作した東日本放送が「仙台の人たちのためになるから、また演技の勉強にもなるかもしれないから」と、原作本と脚本を持って羽生の父親に出演交渉したという。「絶対無理だと思ったのに、しばらくして親子でちゃんとこの原作と脚本を読んで、オファーを受諾してくれた」と明かした。

 

 撮影は昨年7月のオフに山形で行われた。

 

「当日はすごく楽しそうにしていた。普段はスケート選手なんで好きなものも我慢していらっしゃるんですけど、好きなものもお食べになって、その後(年末のGPシリーズで)世界最高点ですからね。(映画出演が)全然邪魔になるどころか、よかったんじゃないかと思うんですよね。僕らもホッとしたんです」と磯田氏。

 

 また、羽生は妻夫木聡(35)と意気投合していたそうで、磯田氏は「妻夫木さんなんて、スケートにえらい興味もったみたいですよね。ものすごく一緒に写真撮ってた。『集中力を高める点ではやっぱりスケートも演技も一緒だから』って、妻夫木さんと会話されてたんですよ、ずっと」と語った。

 

 阿部や瑛太ら人気俳優を存在感で圧倒した羽生。共演した俳優たちは「頂点を極めた人って、何やってもできるんだ」と口を揃えていたという。