フィギュアスケートの全日本選手権第2日(26日、札幌市の真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)、初出場のGPファイナルで2位に入るなど、今季大きく飛躍した宮原知子(17=関大高)が女子ショートプログラム(SP)で安定感抜群の演技を見せた。

「NHK杯でも、ファイナルでもいい演技ができていたので、極度の緊張さえなければ、大きなミスはしないという自信がちょっとだけありました」。その言葉通り、ミスらしいミスはなかった。

 国際スケート連盟非公認の国内大会のため、参考記録だが、73・24点は自己ベスト(69・53点)を大きく上回る。「70点が目標だったのでホッとしています。試合はSPだけではないので、フリーでも頑張りたい」。2位に5点近い差をつけ、2連覇に王手をかけた。