復帰ヨナ悩ます「結婚」の怪情報

2012年09月27日 13時00分

 2014年ソチ五輪を目指して今季から復帰するフィギュアスケート女子のバンクーバー五輪金メダリスト金妍児(キム・ヨナ=22)が、母国・韓国のファンに混乱させられている。安藤美姫(24=トヨタ自動車)、浅田真央(21=中京大)ら日本勢にとっては強力なライバルが戻ってくるが、氷上の女王にはトンだリンク外の騒ぎが降りかかっている。

 2位だった昨年4月の世界選手権を最後に大会出場から遠ざかっているヨナ。すでにショートプログラムの曲は「The kiss of the vampire」、フリー曲は「レ・ミゼラブル」に決まっており、12月にも国際スケート連盟認定の大会で復帰を果たす。もちろん、当面の最大目標は五輪前哨戦となる来年3月の世界選手権(カナダ・オンタリオ州ロンドン)だ。

 今春にフランス・ニースで開催された世界選手権で優勝したカロリナ・コストナー(25=イタリア)は、絶対的な強さを誇る存在ではない。バンクーバーで銀メダルに泣いた浅田、同じく昨季を休養に充てた世界女王の安藤らにとっては格上でもないのだが、ヨナの復帰は脅威となり得る。ところが、そのヨナを悩ませる怪情報が韓国国内で流れている。なんと「結婚する」というのだ。

「所属事務所宛てに『俺がヨナの恋人だ』とか『すでに結婚している』という趣旨のメールが何通も来ているらしい。あまりにも多いので、8月に事務所が『事実無根』とするリリースを発表したほど。それでも、まだ続いているみたいだ」とは、韓国フィギュア関係者。

 中には「ヨナとの間に生まれた娘を育てている」と、もはやコントの域に達したものまであるようだ。事務所サイドは、あまりにも悪質なものに対しては法的手段も検討しているという。

 ヨナは6月、在学する高麗大で自身が行った教育実習を「ショーだ」とライバル校にあたる延世大の教授に批判され、名誉毀損で告訴し、後に取り下げたことがニュースになった。その翌月に記者会見して大会復帰を明らかにしたのだが、再びリンク外で悩みのタネが生じた格好だ。

 そんな“敵失状態”にあっても、日本有利とはいかないのが難しい。

「美姫は精神的に不安定すぎて正直計算できない。11月の(グランプリシリーズ)中国杯で惨敗したら引退する可能性だってある。(村上)佳菜子も思ったほど伸びしろがないしね。結局、不振の真央がどの程度修正できるかにかかっているのではないか」(国内フィギュア関係者)

 本紙の取材では、その真央の調子がすこぶる良いと聞いているが、こればっかりは本番を迎えるまで分からない。竹島問題であつれきの強まる日韓両国の間隙を縫って、ロシアやアメリカあたりが“漁夫の利”を得なければいいが…。