プルシェンコ氏が15歳の逸材女子選手を追放 ジャンプ禁止指令に従わず

2022年06月26日 07時00分

プルシェンコ氏(東スポWeb)
プルシェンコ氏(東スポWeb)

 ロシアフィギュアスケート界の〝皇帝〟エフゲニー・プルシェンコ氏(39)に新たな試練が訪れた。

 同国紙「スポーツ・エクスプレス」は「プルシェンコ氏はアカデミーに所属していた有望なフィギュアスケーターと決別」との見出しを立てた上で「コーチングスタッフは全員一致で、スポーツ規律違反のため、アナスタシア・ジニナ選手との協力関係を解消することを決定しました」と報じ、プルシェンコ氏と選手の間でトラブルがあったことを明かした。

 15歳のジニアは、女子シングル界の新星の1人と言われており、来季以降はシニア転向が予想される。ジュニアでは数々の国際大会で好成績をマーク。ロシア国内では、代表の座を獲得する可能性もあると称される逸材だ。

 では、なぜ有望株をわざわざ離脱させたのか。同紙は同国通信社「タス通信」の情報を引用する形で「コーチの指示に従わなかったため、ジニア選手は追放された。ケガをしていたのでジャンプをすることを禁止されていたが、ジニア選手にとっては母親の意見の方が重要なので、コーチの言うことは聞かなかった。ジニアの健康に責任を持つのは、コーチングスタッフの役目なので、追放が決定されました」と一連の経緯を伝えた。

 かねてロシアフィギュア界では、自身のクラブで天才少女たちを生み出してきたエテリ・トゥトベリーゼ氏(48)とプルシェンコ氏の選手育成を巡ったバトルが勃発中。同紙は「プルシェンコ氏とトゥトベリーゼ氏による新たな戦いが始まる。フィギュアスケートの来季はどうなるか」とあおったが、ドロ沼化しそうな気配が漂っている。

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