2018年韓国・平昌五輪も会場に大不安あり

2015年07月25日 10時00分

 新国立競技場問題に揺れる2020年東京五輪だが、18年平昌五輪(韓国)も一向に不安要素が取り除かれていない。

 

 23日、都内で日本オリンピック委員会(JOC)冬季競技コーチ会議が行われ、平昌五輪に向けた対策が協議された。日本スケート連盟の伊東秀仁フィギュア委員長(54)は「会場建設が間に合わず、プレ大会の予定だった17年四大陸選手権はソウルで行うと連絡が来た。これまで必ずプレ大会で氷の感覚や雰囲気を感じてきたので前代未聞。合宿でもいいから本番前に経験させたいのだが…」と困惑を隠せない。

 

 現時点でフィギュア会場の予定地には柱しか立っていないため、直前視察すら危ぶまれる状況だ。浅田真央(24=中京大)も羽生結弦(20=ANA)も困るだろう。

 

 またノルディックスキー・ジャンプ会場は暴風問題が未解決。過去、同所での大会で風にあおられ転倒、ケガをした選手もいる「魔の会場」だ。ジャンプ男子コーチの原田雅彦氏(47)は「とにかく選手が平等に飛べるようにしてほしい。風がおさまる夜の開催になるようですが、さらに防風ネットを立てる方法もある。でもまだ(ネットは)できていないようですがね」と苦笑い。

 

 8月には原田氏ら各競技団体の関係者が現地視察へ出向く予定だが、さらに不安が増大しなければいいのだが…。